【ご報告】8月1日定例保全活動 |
今回は、45名の方にご参加いただきました。
活動前に綾会長より第17回日本水大賞「環境大臣賞」受賞のご報告がありました。
この素晴らしい受賞は、イタセンネット連携団体のみなさま、保全活動にご参加くださるみなさまのご支援と継続的な活動の賜物です。
改めて、本当におめでとうございます!!
さあ、気持ちを新たに活動を始めます。
今回は、36号ワンドでは地引網をせず、34号35号ワンドで地引網を各2回の計4回ひきました。
この、網から魚が姿を現したとき、みんなが一番盛り上がるときです。
バケツを横から覗くと大きなコイにヒガイ、カネヒラ...
たくさんの在来魚がみられ、イタセンパラも3尾確認できました。
イタセンパラ、とても大きくなりましたね。
秋の産卵に向けて、ぐんと成長しています。
一方、外来魚もたくさん採捕されました。
実は前回活動が中止になってしまった7月18日の増水で、ワンド間がつながっており、外来魚がたくさん入ってきたことが考えられます。
またその逆で、イタセンパラも他のワンドに移動した可能性があります。
このような大雨等による増水は、イタセンパラの生息域を拡大するいい機会になっていると考えられます。
今回は猛暑日という予報もあり、いつもより早めに切り上げて活動を終了しました。
猛暑日が続いていますので、これからも活動の際には、熱中症対策を十分にご用意のうえご参加ください。
【とれた魚の種類と数】
34号、35号ワンド
◎在来魚
ハス(3尾)
オイカワ(6尾)
カマツカ(2尾)
ヨドゼゼラ(7尾)
タモロコ類(57尾)
コウライモロコ(1尾)
モツゴ(4尾)
ヒガイ類(4尾)
ニゴイ類(3尾)
コイ(4尾)
フナ類(1尾)
カネヒラ(88尾)
イタセンパラ(4尾)
◎外来魚
オオクチバス(136尾)
ブルーギル(63尾)
カムルチー(1尾)
ワカサギ(2尾)国内外来種
※国外外来種の割合は、全採捕数の約52%です。
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