最高気温35℃という予報の中、約30名の方にお集まり頂きました。
ありがとうございます。
大阪自然環境保全協会からは、今回もインターンシップ生が参加してくれました。
大阪府立大学と大阪産業大学の学生さんで、皆さんとても熱心で、積極的でした。
1回目の網引きに向かう途中の道で、ナガエツルノゲイトウの駆除の様子です。
破片が流れ着いたのか、こういう1本だけ生えている状況でもあっという間に広がってしまうので、可能な範囲で駆除します。
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の卵です。中南米原産のこの巻貝の卵は、成熟前のピンク色の状態の時に水中に落とすと窒息死するので、沢山見られましたが見つけられたものは全てその方法で駆除しました。日本在来のタニシとは異なり、濾過摂食をしないので水質浄化の働きはしない上、雑食性で植物質のエサを好むため、イネやレンコンなどの農作物を食害する被害が出ています。日本の侵略的外来種ワースト100の1種として選ばれています。
コイ科唯一の肉食魚、ハスです。
への字に曲がった口が特徴で、うまく魚を挟み込んで丸呑みにします。
稚魚の時はオイカワと似ていますが、大きくなるに従い口元と目の位置が変化してきます。
本日は合計4回の網引きを行いました。
画像は魚の選別作業の様子です。
種類ごとに分け、サイズ計測を行います。
今回見ることのできたイタセンパラの一部の個体です。
網にかかった他の個体は、サイズを計測して即放流しています。
写真の個体は綺麗に色づいていますが、まだまだ色濃くなります!
捕れた魚の解説の様子。
今回は魚に詳しい大阪産業大学の学生さんにしてもらいました!
この後、捕獲された在来魚は、イタセンパラを含め全て元いたワンドに放流しました。
活動開始時は比較的涼しい印象でしたが、終了時には照り返しが非常に暑く感じました。
皆さんお疲れ様でした!
【今後の活動予定】
10月 5日(土)城北定例保全活動13 2019年度総会1
10月12日(土)庭窪定例保全活動7
10月20日(日)城北定例保全活動14
11月 2日(土)城北定例保全活動15+BBQ
11月10日(日)庭窪定例保全活動8
11月16日(土) 大阪自然史フェスティバル出展
11月17日(日)城北定例保全活動16 大阪自然史フェスティバル出展
帽子やタオル、飲み物など熱中症対策を十分ご準備のうえ、ご参加ください!
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