本日の活動は、事前申請なしで人数制限なし、参加者の連絡先把握のために調査票の提出を朝にして頂く形で行いました。
緩和したとはいえ新型コロナウイルス感染症の予防対策を徹底し、22名の方にご参加いただきました。
皆さん、ありがとうございました!
※以降もコロナの状況を見ながら継続・緩和・強化を判断していきます。

本日の網引きも、今の時期のイタセンパラの貝からの浮上を考慮し、ヨシ生え際の蹴り込みはせずに、水際から2m近く離れた位置で引きました。イタセンパラの稚魚が網に入ってしまわないように、更に、個体群が分散してしまってバスの稚魚などに狙われやすくならないようにする為です。

特定外来生物であるナガエツルノゲイトウを抜いているところ。放置しているとあっという間に水面を覆いつくしてしまうような外来植物です。
初期対応が非常に重要になります。
全て同じ場所で見つかりました。
前歯を刺し込んだ傷跡が、矢印のように全て同じ位置に見受けられます。
浮上前のイタセンパラの稚魚もひょっとしたらこの中にいたかもしれません。。。

活動の途中、連携団体である旭昼市さんのイベントとしての見学がありました(事前申請有)。写真はそのイベント「太子橋心のふれあい祭り」にご参加の皆さんです。
ありがとうございました。
事務局長が対応させて頂きました。

地引網をしていると、いつも周辺の方が足を止めます。 釣り人、自転車で移動中の人、菅原城北大橋を通行中の人、、、

視線の先はここにあります。 皆さん興味津々です。

移動中に見つけたスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の卵。ピンク色なので目立ちますね。


パナソニックの皆様です。いつもご参加ありがとう御座います。

不法投棄されていたごみを撤去しました。 河川敷にごみを捨てないでください。
全て持ち帰ることを心がけましょう!


魚計測の準備の様子。

その中から少しだけご紹介。 本日はカムルチーが捕れました。
20㎝程度の個体でしたが、大きくなると80㎝にもなります。
環境省より発表の生態系被害防止外来種リストでは、カムルチーは指定されていないですが、国外外来種ということでイタセンネットでは駆除対象にしています。

タイリクバラタナゴです。右がオスで左がメス。
繁殖期を迎え、メスの産卵管(黒いひも状のもの)が伸びているのが分かります。

大型の鯉の咽頭歯。 腐敗が進んだ死骸を見つけ、解体して取り出したものです。
コイ科の魚には形は違えど全ての個体についています。

最後に魚の説明をしている様子。 各魚の説明に加え、ブルーギルやオオクチバスの輸入の経緯など、少し詳しくお話ししました。

本日捕獲された外来生物は全て研究資材等として駆除、在来魚は全て元いたワンドに放流しました。
【今後の活動予定】5月29日(日) 庭窪定例保全活動2
6月4日(土) 城北定例保全活動5
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