【ご報告】城北定例保全活動15+BBQ

この日の保全活動には45名程の方にお集まり頂きました。ありがとうございます。今回も、基本的な感染対策は施したままですが、事前登録無しでの開催となりました。
朝は少し肌寒いですが、熱心な釣り人が沢山おられました。

イタセンネットの保全活動とは別に、大阪自然環境保全協会が主催の講座、自然環境市民大学から、16名の方がここ城北ワンドに見学に来られました。

自然環境市民大学では、動植物、生態系や自然環境保全の基礎について、体験的に学ぶ事ができます。

イタセンネットの綾会長と河合事務局長で対応させていただきました。

その自然環境市民大学の受講生の皆さんが、橋の上から淀川についてと、イタセンネットの活動についてレクチャーを受けている様子です。
橋の下では、いつものように地引網で外来魚の捕獲が行われています。
網をすぼめて魚を寄せていきます。
この場所ではオオクチバスが少し多かったようです。
外来植物を駆除している様子。水面に蔓延るものを中心に除去していきます。
自然環境市民大学の皆さんが橋の下に降りてきました。
地引網の様子を見ようと橋の上の人も自転車を降りて足を止めます。
今回は保全活動を行っている者と見学者、写真のように多くの人で賑わいました。
この場所では網の中はタモロコやモツゴといった在来魚が多かったようです。残念ながら今回はイタセンパラは発見できませんでした。
最後の魚の説明を行っている様子。
この種としては少し大きめの在来魚カマツカ。川底で生活するこの種は、口から川底の砂を吸い込み、少しずつ前進しながら鰓から吐き出して餌をこしとります。
在来魚カワヒガイ。タナゴと同じく二枚貝の中に産卵する種類です。

活動中はその他、赤丸印のようにイシガイなどの殻が多数見つかりました。ヌートリアの食害によるものです。イタセンパラの稚魚にも被害が及ぶものと考えられ、心配されます。
さて、午後からは場所を移動して太子橋今市地区の河川公園で3年ぶりとなるバーベキューを開催しました。写真は先ほどの地引網で採れたオオクチバスを捌いている様子。食材として利用しました。
学生さんが手に持っているのは先ほどの駆除活動で捕獲されたウシガエル。今から調理されます。
オオクチバスの体内からは大量の卵（黄色い部分）が出てきました。最大で5万粒にもなります。
皆で乾杯の様子♪1年間の努力を労いました。
年齢の垣根を越えて楽しみました。
ウシガエルのホイル焼き。その身は、鳥のような味と触感でとても美味しかったです。
バーベキューの最後に撮った集合写真。皆さんお疲れさまでした！

本日捕獲された外来生物は全て適正な処理をして研究資材や食材として処分しました。また、在来魚は計測後、全て元いたワンドに放流しました。

【今後の活動予定】

11月13日（日）庭窪定例保全活動8

11月19日（土）大阪自然史フェスティバル出展

11月20日（日）城北定例保全活動16＋大阪自然史フェスティバル出展

12月 3日（土）地引網補修ワークショップ

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