2024年9月15日に今年度12回目の城北ワンド定例保全活動を行いました。
小雨の降る中で気温が少し下がったので猛暑が少し和らいだように感じましたが、湿度は高く、熱中症に注意して活動を行いました。
活動ではゴミ清掃や外来植物の駆除、地引網による調査を並行して行っています。
外来植物は、ナガエツルノゲイトウやオオバナミズキンバイという特定外来生物に指定された種類を取り除きます。
これらの植物は水面を這うように伸びて群落を形成して水面を覆い尽くすため、群落が大きくなる前にマメに除去することが重要です。
常連参加者さんから、ナガエツルノゲイトウの見分け方を教わった高校生が頑張っています。
地曳網調査では9種の在来種と3種の外来種が確認され、その中でもタモロコが最も多くいました。
数が多い魚種は、弱らさないよう素早くスケールとともに撮影して、後ほど写真から体長計測を行います。オオクチバスやブルーギルは法令に則り適切に持ち帰りました。
連携団体の高校の生徒さんが、在来種を元のワンドへ優しく戻して、今回の活動は無事終了しました!
【今後の活動予定】
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