【ご報告】城北定例保全活動７

この日はかなり暑く感じる天候でした。

堤防斜面の草がどんどん成長して伸びているのが、前回のブログ写真と比較して分かりますね。

我々は朝、河川敷内高水敷への入構許可証を掲示した複数の車両でボートやバケツなどの機材を搬入して集合しています。

2012年からイタセンネットは同様の動きをしていますが、この度、運搬車両１台を除きその他の車両を一旦外に出して欲しいとの突然の申し入れが毛馬の出張所よりありました。

そのため車両から機材を全て下ろしてから1.5㎞離れた太子橋地区の淀川河川公園に運転手全員で向かい、車を駐車後に会長の車で戻ってくるといった非効率な事態に陥りました。

そのため、開催が１５分以上遅れ、参加者全員をお待たせることになりました。

多くの方にご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございません。

下の写真は暑い中、会長の車が戻ってくるのを待っている参加者の皆さんの様子です。

ようやく全員が集まり、ミーティングの開始です。

39名の方にご参加いただけました。

ありがとうございました。

都島こどもエコクラブの皆さんです。

暑いのに子どもたちは元気いっぱい♪

１８名のご参加がありました。

ありがとうございました。

千里金蘭大学の先生（右の方）と学生さん２名です。

いつもありがとうございます。

ここからは網引きの様子です。

２回目の網引きでは、エコクラブのお子さんたちにも引っ張ってもらいました。

網をすぼめてスタッフが水中の魚を集めている時も、陸上にあがった網の部分に魚が紛れ込んでいないか、子どもたちは必至で探し回りました。

網に集めた魚を、一旦バケツの上から網を被せた状態で入れ込み、子どもたちに仕分けをしてもらいました。

バケツの周囲に、子どもたちが我先にと集まっています。

こちらは捕まえられた外来魚たち。当歳魚のオオクチバスやちょっと大きめのブルーギルが目立ちますね。

その次の網引きでは、一旦大きめの容器に魚を移しました。

子どもたちに仕分けをしてもらいます。

さっきより広いので、まだ作業しやすいかなー？

４回目の網引きの様子です。

仕分け中も子どもたちは興味津々☆

やっぱり動く生きものは大人気ですね。

最後の魚の解説準備中に、河合事務局長がプランクトンネットによる実演をはじめました。みんなプランクトンの観察はできたかなー？

お待たせしました。

いつもの観察用ケースの設置完了です！

在来魚１１種類、外来魚４種類、計１５種類の魚たちが並んでいます。

奥から順番に解説している様子です。

こちらは４回目の網引きの時に近くに生えていたオニグルミの木の実を少し解説している様子です。

中の堅果も準備していましたが解説前にどこかに行ってしまいました。。。

「ネチャネチャしてる・・・」

お子さんが触っての感想です。

腺毛がたくさん生えているため触ると指がべたべたになるのです。

魚の解説を少しだけします。

カワヒガイのオス(右)とメス（左）です。

ここからの角度の写真だけでも目の色だけで違いが分かりますね。

オスの婚姻色は夏の繁殖期特有のもの。

ただ、これだけ連日猛暑ですが大きくなったボディにははっきりとした青色や紫色といった婚姻色が出ておらず、本格的な夏はまだ少し先であると感じられました。

捕獲された外来生物は全て研究試料として持ち帰り、在来生物は個体数計数・体長計測ののちに元のワンドへ戻しました。

今回開始の部分でご説明しました流れから、次回より一旦、城北ワンドでのイタセンネットの開始は９時１５分を予定しています。

連携団体の皆様には、また開催前のリマインドメールでお伝えいたします。

【今後の活動予定】

7月13日(日) 庭窪定例保全活動４

7月20日(日) 城北定例保全活動８

8月 2日(土) 城北定例保全活動９

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