平成24年9月16日の城北ワンドでの保全活動の後、
場所を大工大に移して第2回水辺の外来種対策リーダー養成講座を開催しました!
まず村上興正先生(元京都大学理学研究科,日本生態学会外来種問題検討作業部会委員長)からは
「外来生物とその対策」というタイトルで外来生物の歴史やそれを規制する法律、実際の事例、現在の国内外の状況について黒板を使ったまさに大学の講義といった雰囲気の中、熱くお話をしていただきました。
2番目に石田祐子先生(摂南大学)には「水辺の生態系と外来生物」というタイトルで生態系とは何かやビオトープでの研究の中で実際に体験された外来種の影響についてわかりやすくお話しをいただきました。
3番目に「植物調査法と外来植物対策とその技術」という内容で水生生物センターの上原氏より城北ワンドでの外来植物について、その影響の大きさや繁殖力の強さ、また水生生物センターや緊急雇用対策事業での駆除の実例を紹介しました。
次回は10月6日9:00~12:30に実施する城北ワンド・イタセンパラ保全活動のあと、
大阪工業大学4号館3階C科大学院講義室に場所を移して13:30~16:30まで開催の予定です。
内容は以下の通りです。
1.水辺の昆虫の多様性と外来種 (平井規央氏:大阪府立大学)
2.水辺の活動と安全対策 (中西史尚氏:河川環境管理財団・近畿子供水辺ネットワーク幹事)
3.実習プランの作成 (綾史郎氏:大阪工業大学)
学生の皆様ぜひご参加お待ちしております。
YY